キリンはなぜ広告に成田悠輔を起用したのか？不買運動や高齢者問題についても

キリンが氷結に成田悠輔を起用した理由は？

成田悠輔は経済学者。
私はリハックで知りましたが、秀才ですね。

秀才なので発言は過激になりますが、理論的です。
面白くて大好きでした。

成田悠輔がキリンのCMに起用されました。
キリンといえば、ビールを中心とした飲料メーカー。
成田悠輔がキリンCMに起用された理由は次のとおり。

元々は20代から30代が圧倒的に多かった「氷結」ユーザーも、現在は40代、50代がメイン。

若年層は全体の2割に届くか届かないかぐらいで、今後も続くブランドにするには若年層のユーザー拡大も課題になっている。

「今の若い子たちは感度が高く、自分軸でイイと思ったものを選びたいという志向を持っているように見受けます。

この若い世代に対するアプローチで出てきたのが成田悠輔。
成田悠輔は30代後半ですがまだまだ若者の代表世代。
この成田氏が若者の代表として良いにくいことを言う。
普通の若者だと生意気とかばかにされることも、成田氏の学歴や博識さを交えて説明されると論理的なので大人もばかにはできなくなります。

そんな大人も一旦は黙る成田氏かっこいいと言う図式でしょうか。
成田氏は特に学生や若年層、主婦層の人気が高いです。
イエール大学という学生からは憧れるアメリカの大学で認められていることは十分憧れの対象になり得ますね。

キリンは若年層を取り込むことが課題となっていたので、成田悠輔をCMで起用することにより売り上げ拡大を目指していたのでしょう。

CMが炎上した理由はなぜ？

キリンの成田悠輔を起用して炎上した原因となったのが成田氏の過去の発言。

ＳＮＳ上では成田さんが過去に「高齢者は集団自決、集団切腹しかない」とする旨の発言。
後に成田氏はこの件に関して比喩表現であり実際に集団自決を勧めているわけではないと言っていました。

２０２１年１２月、インターネット番組「ＡＢＥＭＡ　Ｐｒｉｍｅ」で「もう唯一の解決策は、はっきりしていると思っていて、結局、高齢者の集団自決、集団切腹みたいなのしかないんじゃないか」「やっぱり人間って引き際が重要だと思う」「過去の功績を使って居座り続ける人が多すぎる」などと発言。

呂律が回らないような人が世の中の重鎮としているので社会は一向に変革して行かない。これが日本が停滞している原因なのではないかということ。

これ、すごくわかります。
私の会社でも重役の人は話が通じません。
流行のファッション用語も全く理解できず違う言葉と思っています。
ファッション業界なのに。

集団自決という言葉が一人歩きしているように感じますが、これが過激な発言だとしてニューヨークタイムズが報道。
イエール大学も成田氏個人の発言であり大学は関係ないと明言。

不買運動の理由は？

成田さんが起用された広告が発表されると、Ｘ上では「＃キリン不買運動」というハッシュタグとともに、キリンを批判する声が上がっていた。

集団自決などと極端な言葉を出す人を支持するとはどういうことだ？差別主義者か？というような意見が見られました。

高齢者という言葉を使い区別すること自体が差別的。
子供たちが真似したら困るなど。

なんだか最近の基本は過敏で企業も大変だなと感じます。

高齢者問題は？

成田氏は少子高齢化や労働生産性、人口減と地方の過疎化などについて出演者らと議論する中で「集団自決」に言及しました。

「やっぱり人間って引き際が重要だと思う」というのは意味としてはとても納得します。
アメリカほどとは言わなくても新陳代謝が必要だし、実力よりコネや飲みで出世したような人たちをいつまでも需要なポジションにおくのはどうかと思います。

若い人は絶望して実力のある人はフリーランスや企業、転職しますよね。

まとめ

この記事ではキリンはなぜ成田悠輔を起用したのか、高齢者問題についてもを紹介しました。

成田氏の着眼点や言いたかった本質を見ていきたいよね。