犬畜生と町長が発言している。
辞任するけれども、そもそも犬畜生とはどうゆう意味?
犬は家族ではなく獣であり忌々しい動物という嫌悪を込めた言葉として使われています。
この記事では
- 犬畜生の意味
- 犬畜生の例文
- 犬畜生の使い方
を紹介します。
犬畜生の意味は?
鼻の下が長くて人相がねずみ男か、河童みたいで気持ち悪い。
— ピ(クラゲ)ケイポちゃん (@barbar_homare) April 25, 2024
何が犬畜生よ。
なぜ、こんな人が町長に当選するのか。謎や。
親戚が町民の半数を
超えてるとか?
こんな人を
町長に
選んだ人も悪いんちゃうか? pic.twitter.com/TWV16a0Aik
愛知県、東郷町長の発言「犬畜生」が話題になっています。
話の流れ的には、災害避難所におけるペットの扱いにおいてもペットを家族と思う人もいれば嫌いな人もいると言いたかったと思うのです。
それをわざわざ「犬畜生」という言葉で表現されていてなんだか違和感を感じました。
犬畜生という言葉はそもそもどのような意味なのか疑問に思っている人もいるでしょう。
「犬畜生(いぬちくしょう)」は、犬などのけだものや、道徳に反した行いをする人をののしっていう言葉です。
「畜生(ちくしょう)」は、仏教用語で「人間以外の生き物」を意味します。
サンスクリット語では「傍生(ぼうしょう)」とも訳され、「身体を地面に平行にして進むもの」すなわち「虫」を意味します。
また漢文では「人間に養われ酷使される動物」と訳されるのだとか。
「畜生」は、その意味が転じて「人間に値しないもの」、つまり「人間として許されない行為や性格」のことを表す際にも使われます。他にも、悔しい思いや怒りを感じたときにも「畜生」は使われることもあります。
今回の場合は人間の比喩として使われたのではなく、犬の話です。
ですから犬は家族ではなく獣であり忌々しい動物という嫌悪を込めた言葉として使われています。
犬のことを好きな人もいれば嫌いな人もいるでしょうから。
ですが、わざわざ犬畜生なんて言われなくても良いですよね。
この町長は「犬畜生なんて言葉は使わなくて良いのに使うなんて不適切です」と他の人から怒られていました。
性格なのでしょうね。
本人に悪気はないのかもしれませんが、口が悪いというか。
友達にはなりたくないタイプですね。
犬畜生の由来は?
犬畜生という言葉の由来はどのようなものでしょうか。
犬畜生は犬+畜生という言葉。
そもそも畜生という言葉は仏教から来ています。
仏教では、六道といって衆生は、行いによりこの六つの迷いの世界を繰り返し生きるとされており、地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人間道、天道で、その一つが動物に生まれた衆生の世界を畜生道と言っており、前の方が後ろより苦しみが多いとされております。
その動物界の犬より劣っている行いをする人をののしる言い方となった「犬畜生より劣る・・・」が省略されたかと思います。 犬畜生の使い方は?
犬畜生の使い方や例文は?
犬畜生の例文や使い方はどのようなものでしょうか。
調べてみました。
犬畜生にも劣るやつだ.
「犬畜生にも劣る」は、道徳に外れた行いをする人をののしる言葉「犬畜生」を使った表現で、「犬畜生にも劣る行為だ」のように使用します。
人の人間性を否定する際に用いられる表現で、「虫ケラ同然の人間以下のひとでなしの」などの言い換えや類義語があります。
虫けらとか、マイナスな用語ですね。
褒め言葉ではないことは確か。