プベルル酸てなに?
プベルル酸とは青カビの一種だよ。
この記事では
- プベルル酸とは
- 構造は
- 毒性は
- 健康への影響
- 腎臓への影響
を紹介するよ。
プベルル酸とは?
プベルル酸が紅麹の健康被害の原因だという疑いが発表されました。
プベルル酸?プベルル酸てなに?と思った人もいるのではないでしょうか。
プベルル酸は私も今回初めて聞いて、これ自体が危険なものなのか?どういうことなのだろうと疑問に思いました。
プベルル酸は青カビの一種
プベルル酸は青カビの一種類です。
1932年に認知されました。
プベルロン酸は水存在下で100 °Cに加熱すると脱炭酸によりプベルル酸となる
プベルル酸の構造は?
プベルル酸の構造はどのようなものでしょうか。
米国立衛生研究所(NIH)のデータベースなどでは、ヒヤシンスに病気をもたらす原因菌などから見つかった天然化合物としている。
プベルル酸はヒノキの成分と基本骨格は同じでありながらも、抗マラリア活性を有することが知られています。
プベルル酸の毒性は?
プベルル酸の毒性についてどうなのか気になりますよね。
はっきりとした毒性は不明だが安心して飲める物ではない
プベルル酸について研究した北里大学の研究者らの2017年の論文によると、マウスに一定量(体重1キロあたり5ミリグラムを2回)注射したところ、5匹中4匹が、3日目までに死亡するなど毒性があることも報告されている。
また「マラリア原虫を殺すような活性があり、毒性は非常に高い」と説明がありました。
かつて マラリアの特効薬だったストリキニーネ、 量間違えたら大の大人でも即死とも言われているのでなかなか強い毒性なのでしょう。
ですが、今回の紅麹のサプリは全員が異常数値になったわけでもなく人によって異なるようです。
ですから、毒性もわりと強いとは言えますがはっきりとしたことは現在では分かりませんね。
ひとりよって数値に影響が変わるけれども、商品として出すには不味いレベルだね
やはり危険だよね
プベルル酸の健康への影響は?
プベルル酸の健康リスクは具体的にはどのようなものがあるのでしょうか。
プベルル酸の健康リスクは不明
プベルル酸の健康リスクは不明とのこと。
プベルル酸の論文自体が少なく現在のところ分かっていないとのことです。
ですが、マウスでの実験結果を見ますと、安全ではなく飲み続けると病気になるリスクは高くなることは確かでしょうね。
プベルル酸の腎臓への影響
腎臓への影響についてどうなのでしょうか。
尿の泡立ちとか尿の濁り、尿の異常と血液検査で腎機能障害
はっきりとしたことは分かりませんがプベルル酸が原因で尿の泡立ちとか尿の濁り、尿の異常と血液検査で腎機能障害が起きています。
紅麹を飲んでいた人全員ではないので、年齢によって腎臓の機能が弱くなっていたとか、元々弱かったなどあるかもしれませんね。
または肝臓で分解されて何かと反応を起こしたかなどあるかと思われますが現在のところは不明。
まとめ
この記事ではプベルル酸とは何か?毒性や健康への影響を紹介しました。
正直、よく分かっていませんが、口に入れるものではありませんね。
- プベルル酸は青カビの一種。
毒性は強いが腎臓への影響は不明。